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本当のことを言ってあげる

本当のことを言ってあげる


母さん

母さんが崇拝してるのは神さま

だけど、母さんを支配してるのは

神さまじゃなくて

母さんと同じ人間だよ

母さんは、神さまの言うとおり、じゃなくて

その人間の言うとおり、になってるんだよ

それを母さんは信仰と勘違いしてるんだよ

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闊歩する人々

いつだったかな


5月とか、気候の良い季節だったと思う

僕は車の助手席に座って

流れていく街の風景に見入っていた

かつて暮らした街を忙しそうに歩く人々の光景を

なんて美しいのだろう、と思い眺めた


その頃の僕と言ったら、

自分から外に出られないありさまで

靴を履くのだって恐ろしかった

靴底の深淵が僕の全てを

のみ込んでしまいそうで恐かった


新しい生活

って、ステキな響きは空想妄想の中だけで

現実なにも出来ない僕がいた

僕は、そんな自分がイヤで

でも、何をどうしたらそんな自分から抜け出せるのか

全く分からず

まるで翼を失った鳥・・・なんて言うと

表現が良すぎる

泥の中を這いつくばっていた


人々は、それぞれの用事をかかえて、

春の夕方の街を闊歩する

それぞれの目的のために

どこかへ向かって歩く

日常的で、当然で、

仕方なくやってるんだよ

やらなきゃ、どうしようもないでしょ

なんて、そんな人もいるだろうけど


それでもやっぱり美しかった

そこには、時間の流れがあった

季節の流れ、人の流れがあった

変わりゆく光景があった

美しかった

だけど、美しいなんて言えなくて


みんな、働いているね


それだけ、運転手に言った


aruyo

月がぽっかり浮かんでいる
まんまるで、白い光が明るく
夜の住宅街を照らしている
こんなお月さんを見るなら
今日みたいな寒空の下じゃなく
春のえもいわれぬ空気の中で見たいなあなど思う
それは僕が
これから先の世界には、何もないと教えられ
希望など持てずに、投げやりに過ごしてきた日々の中で
不意に感じとった春の空気
それを美しいとか愛しいとか思うからだ

あなたは、僕よりも
美しいものや愛しいものを知っている
あなたは、妖精だしお姫さまだし、時には悪魔だし
僕の知るあなたの世界は
とても美しいもの
僕の投げやりに生きた人生の中に
春の空気があったように
あなたが何もないと疑う
この道の先には
あなたの愛するものがたくさん散りばめられているだろう


プロフィール

幸

Author:幸
言葉のリハビリ中

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