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scenario

息子が意味のない言葉を言いながら
ねこをなでて笑う
僕は彼を抱き上げジャンプする
息子は声を出して笑う

もしも何処かでまた
長い長い文を書くことがあるなら
今度は誰も死なない話を書きたいと
僕は思っている
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誰の安息日

僕たちは幸福になりたいと願う

冷たい地面に
まだ十もいかない子どもが
枯れた肌で横たわる
寒さが
空腹が
貧しさが
幼子の体を殺し
時代遅れの力が
人から心を奪い
未来を壊していく

僕たちは幸福になりたいと願う

その幸福云々以前の嘆きが
世界のそこかしこで
静かに
叫んでいる

あの日のままで

別々の道を歩んでいることに
一抹の寂しさはあるけど
君はあの日のまま
大好きな色を追いかけているし
僕もあの日のまま
夕暮れのオリオンを見つめているんだよ

何もかもを捨てようとした僕だから
僕たちが交わる線は
もう何処にもないのかもしれないけど
いつまでもあの日はあの日のままで・・・

no title

あの猫はノラネコだから


名前もないし、誰の猫でもないし

だから、いつどんなふうに

居なくなったって仕方のないことなんだ


そう思おうと、

思えるように、

自分を騙せたら

ラクだろうな


あの猫はノラネコだけど

僕は、こっそり名前をつけて

そばにいてほしいと願った

だから、どこかへ行ってしまうなんて

心に穴が開く・・・


一人芝居

一人勝手に期待して

一人勝手に傷ついて

何もかも捨ててしまいたさの

濁流にのみ込まれて

孤独を嘆きながら

そうなるように、そうなるように

仕向けて、また嘆いて

とんだ一人芝居のくりかえしを

あと何度やったって

自分の納得のいく場所に

たどり着けるワケなんてないこと


ホントは分かってたんだ

no title

同じような毎日の中に

言葉は飲み込まれていって

どこに残されるでもなく消えていく

僕はそれを恐れ

いつもいつも紙とペンだけはポケットに


けれど、もう

怖くはないんだ

残さずとも、跡をつないでくれると

信じられるから


ポケットの中の物はみんな捨ててしまって

かわりに冷たくなった手を突っ込んで

風に吹かれながらブラブラと

枯れ草の中歩いていける

プロフィール

幸

Author:幸
言葉のリハビリ中

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